活動日記

2021/12/02

微生物農法

宮代町で農薬や化学肥料を使わないで「微生物農法」に取り組む”蛭田農園”を、県の農林部職員が視察しました。安全な野菜は、土の改良が大切で、安全な野菜は人の健康な身体を作ります。また、蛭田さんは、”不耕起栽培“も行い本来の土地が持つ構造を壊さない土壌作りにも取り組んでいます。蛭田農園を支援している、日本工業大学の佐藤茂雄名誉教授の説明も、先生の熱い思いと蛭田さんへの期待も感じました。流石に”農のあるまち宮代”らしい取り組みで行政のバックアップが求められています。今回、埼玉県全体の農業政策を考える上でも、大変有意義な視察でした。

*不耕起栽培:農地を耕さないで作物を栽培する栽培方法の一つ。米国の研究者は、土を耕す事は生態学的に悪い影響を与え、耕起を基礎とした農業は持続可能ではないと指摘しています。

12月1日(水)の埼玉県の感染状況:新規感染者数は11人(30日:11人)と、引き続き二桁の感染者数でした。ところで、欧州などで急激に感染が広がっている”変異株”「オミクロン株」の空港で2人目の感染者が見つかりました。現在、最初のナミビア(アフリカ)の外交官に続いてペルーからの入国者の20歳代の男性です。その男性は現在医療機関で隔離されています。尚、最初の感染者と同じ飛行機に乗っていた”濃厚接触者”は県内で5人いる事が判明し、全員が宿泊療養施設で隔離・療養しています。政府は「水際対策が有効に機能している」と胸を張っていますが、飛行機の同乗者が公共交通機関を使い自宅に戻っている人もいます。また、千葉県では自宅待機者もいて家庭内感染のリスクもあるわけで、決して安心できる状況にはないと思います。政府はすでに国内にオミクロン株が入り込んでいると考えて、検査体制や医療体制を急いで整備する事が重要です。

*オミクロン株:24文字あるギリシャ文字で15番目の”O”からとっています。日本政府は、海外からの入国を全面禁止しました。

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