活動日記

2021/12/26

情報交換

昨日は、白岡中央総合病院の医師との情報・意見交換を行いました。定期的に行われる情報交換は短い時間ですが、中身の濃い有意義な時間です。昨日は、中国西安市で23日から始まったロックダウンについて、市民の混乱は当然ですがマスコミが発表していない、ある事実が分かりました。それは、”ハンタウイルス“の流行です。現在このウイルスの感染と感染者数は公表されていません。北京オリンピックを前に厳しい報道規制が行われていて、それが感染を更に拡大する恐れがあります。そして、このハンタウイルスが日本国内で感染が広がった場合、この予防接種がない事が大きな問題です。日本の政府やマスコミは国民に情報を伝え、しっかり備えるべきです。

*ハンタウイルス(腎症候性出血熱):ネズミなどのげっ歯類の一部が持っているウイルスです。ウイルスを持ったげっ歯目の糞や尿が粘膜や傷口に直接触れたり、ほこりを吸い込んだり直接噛まれたりする事で感染します。これまで人から人への感染は報告されていません。一般的な症状は、発熱などインフルエンザに似ていますが、重症化すると腎機能障害を起こし、致死率は3~15%と極めて高いものです。

12月25日(土)の埼玉県の感染状況:新規感染者数は7人(24日:3人)でした。東京都内でも”オミクロン株”の市中感染が確認されましたので、今後隣接する埼玉県も市中感染が広がる事を前提に関係部は医療体制の整備などを行っています。ところで、昨日は、川越市・上里町で”豚熱(豚コレラ)”に感染した疑いがある事が分かり、豚15頭の殺処分が行われます。先般の”鳥インフルエンザ”に続いてウイルスとの戦いが続いています。

*オミクロン株:変異株の名前をつける際、24文字あるギリシャ文字で順番に表して15番目の”O(オミクロン)”からとっています。日本政府は、来年1月末まで海外からの入国を全面禁止していますが、海外の日本人駐在員や出張者は例外としています政府は、水際対策をさらに強化すると共に、濃厚接触者は14日間の施設隔離を徹底する事を改めて表明しました。

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