活動日記
2025/11/15
新米が売れない
全国のコメ店では、慢性的なコメ不足から一転して“新米”が余り始めている、との報道に驚いています。新米が高すぎて売れない為に、シャッターを下ろしたコメ店も出ているとの事。そこで、近くのスーパーに行って見ると確かに「新米」が売れ残っていました。
昨年度(6年度)産の古米は5㎏4000円台前半ですが、新米の価格は5㎏5800円前後ですから消費者が値段の高い新米を買わず、新米が売れ残ってしまうということは理解できます。
ある専門家は「新米の価格高騰の背景には、JAなどの集荷業者が、農家から高値で米を買い集めたことにあります。それぞれ販売する在庫を確保するために、田植え前から買い取り金額が農家に提示された地域もあり、はじめの値づけが高かったことで、米店は卸売業者から高い価格で仕入れせざるを得ず、それが販売価格に反映され“高値”になっています」、「1月頃から新米の特売が始まる」と解説しています。
米の値崩れは、米店やスーパーにとっては打撃です。しかし、物価高に苦しむ消費者にとっては朗報とも言えます。一方で、米農家生産者にとっては、今後不安定な米の価格が続けば安定的な収入を確保できず、計画的な生産が出来ないという問題も出てきます。
ところで、石破内閣では「米の減反から増産へ」と発表しましたが、高市内閣の鈴木農水大臣は、「需要に応じた生産」を表明し現状の“減反政策”に戻ってしまいました。
日本人の主食である「米」の生産の安定性と、国民へ安い価格で安定した供給を行うのは「政府の責任」です。鈴木大臣は、国民へお米券を配布する事を検討しているそうですが、一時しのぎの対策ではなく、米農家が存続できる根本的な農業政策を行って欲しいと思います。
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