宮代町にある日本工業大学は、“ものづくり大学”とも呼ばれ、“実工学教育”が伝統の大学です。これまで地元の人たちも大学で学び、建設業や公務員など幅広い分野で活躍しています。そして、現在も先進的な工学を学び世界で活躍できる人材の育成にも力を入れています。その大学教授が、子供の貧困対策にも取り組み、塾に行けない子供たちをボランテイアで勉強を教えている話を聞いて、直接会って話を伺いました。

先ず先生から「日本のような先進国で子供の貧困が７人に１人とは深刻な社会問題です」との話が出て、私も「子供の勉強にも支援をしないと貧困の連鎖を止める事が出来ません」と答えました。先生たちは、自分たちの授業などが終わった後に町中に部屋を借りて子供たちに勉強を教えているそうです。しかし、最近の電気代や燃料代の高騰で部屋の維持費の捻出に苦労しているそうです。

何らかの行政の支援が出来ないか、県の担当部とも協議しています。現在の日本の格差社会の深刻な状況は、正に政治の問題でもあります。そして、子供の貧困対策に力を入れていかないと日本の将来は危うい状況になります。今後もしっかりと取り組んでいきます。

＊３月９日 （木）の埼玉県の感染状況ですが、新規感染者は４７１人（８日：５１１人）と若干増加しました。

＊３月１０日（金）発表の新規感染者数：白岡市３人、宮代町２人、蓮田市３人、久喜市１０人。

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