活動日記

2020/11/27

朝鮮学校への補助金

昨日は、”埼玉朝鮮学校への補助金支給を求める有志の会“代表関係者の金範重さんと渡辺雅之さん(大東文化大学教授)のお二人が岡事務所を訪れて意見交換を行いました。埼玉県は、平成24年の県議会で「拉致問題が解決されるまでは予算の執行を留保すべきである」との付帯決議が可決され、現在に至るまで埼玉朝鮮初中学校に対する補助金(約900万円)が支給されていません。私も長い間拉致問題に係っている関係者としてこの付帯決議に賛成しました。また、私は街頭だけでなく県議会では何度も”拉致問題の解決”を訴えて参りました。昨日は、人権問題の解決、そしてヘイトスピーチに対しての反対の意見は一致しましたが、補助金の支給に関しては拉致問題が解決するまで支給すべきではないとの私の意見について、お互いが平行線でした。一部には「朝鮮学校に対する補助金問題を政治問題と切り離すべき!」との意見もありますが、私はこの拉致問題は北朝鮮の国家犯罪であり、一般的な政治問題とは別次元だと考えています。先ずは、北朝鮮が拉致した日本人を帰国させる事を最優先すべきだと考えています。ところで、これまでこの件に関して有志の会から”公開質問状“も頂き、私も自分の考えを誠実に回答してきましたが、このように直接会って意見を交換する事は様々な点でお互いに共有できるものも理解できて有意義な時間でした。

さて、11月26日(木)の県内の新規感染者数は160人で、また80歳代の高齢の女性が亡くなりました。埼玉県ではフェーズ4(感染ピーク期)に移行し、医療体制の強化を図っています。政府もこのまま感染が広がれば”緊急事態宣言”を視野に入れる事態だ!との危機感を持っています。更に、この3週間を感染防止に力を入れて行かないと深刻な事態になる!とも明言していますので、私たちも深刻な事態だという共通の認識を持って行動すべきだと思います。

  • Facebookページへ
  • Twitterへ