活動日記

2020/12/11

条例改正案提出!

昨日の県議会本会議で、私たちの会派”無所属県民会議”が「埼玉県迷惑防止条例の改正案」を正式に提出しました。この改正案は県民から”スマホなどで公共の場所以外で盗撮行為が行われていても、現在の埼玉県の条例では罪に問われない。県民の平穏な生活を守って欲しい!”との声が寄せられ、今年の3月に会派で実態調査を行い、その後プロジェクトチームを立ち上げ、犯罪学専門の大学教授、弁護士、有識者や被害者などの方々から意見を頂き”条例の改正”に向けて検討を重ねてきました。具体的な改正内容は、(1)現行の「県民生活」から「県民及び滞在者の生活」に改正→これにより、埼玉県民以外でも県内に居る全ての方々の生活を守る事になります。(2)現行の対象地域の「公共の場所」から「会社や学校、タクシーなど」対象範囲を広げました。(タクシーの防犯カメラは対象外)(3)「卑猥な行為の禁止」を追加→これまで罪に問われなかった”のぞき見”を含む卑猥な行為が犯罪になります。 (4)「異性の客のもてなし」から「客のもてなし」に改正→最近では”異性”に限らず客のもてなしをする実態に対処できます。(5)現行の罰則「6ケ月以下の懲役又は50万円以下の罰金」から「1年以下の懲役又は100万円以下の罰金」に改正→他県と同じ厳しいものにして犯罪抑止効果を狙いました。以上の内容などが提案者の松坂喜浩議員(東松山市:2期)から本会議場で説明がありました。今後は、私の所属する「警察危機管理常任委員会」で審議され、18日の本会議で採決されます。

ところで、この条例の改正においては、自民党からの提出され内容はほとんど同じです。これまで、最大会派の自民党に対して何度も”共同で提案したい旨“の申し出をしてきましたが、結局受け入れてもらえずそれぞれが提出することになりました。自民党は議会で過半数を占め自分たちの改正案を単独で可決できますので、共同提案の申し出を拒否したのだと思います。昨日のテレ玉のニュースでも放映されましたが、同じ改正案が2つ出された事に対し、多くの県民は”なぜ一つにまとめられないのか?”と疑問に思っているはずで、18日の採決結果を待ちたいと思います。

12月10日(木)の新型コロナ感染症報告:①埼玉県の新規感染者数188人(過去最多) ②入院患者数623人 ③重症者数30人 ④宿泊施設療養者数268人 ⑤自宅療養者数582人 ⑤陽性率5.8% ⑤入院患者の病床使用率51.4% ⑥重症者病床使用率28.6% 以上です。

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