活動日記

2023/12/30

柿沢未途議員とは

先の江東区長選挙で当選した木村弥生前区長(辞職)の選挙に際し、公職選挙法違反(買収)容疑と、選挙中に有料ネット広告を流した同法違反容疑柿沢議員(自民党離党)が逮捕され、同時に秘書4人も買収容疑で逮捕されました。本人は、買収容疑を否認していますが、公党区議や陣営スタッフに多額の現金を渡していたことが判明していますので捜査が進み次第買収の実態がわかると思います。

ところで、柿沢議員は緩和ケアを主とするターミナルケア(終末期医療・看護)の医療制度改革、現行の年金制度を賦課方式から積立方式へと移行する年金制度改革など、社会保障を中心とした問題に取り組んでいましたので、その活動に期待していました。しかし、一方で都議時代は“民主党”国会議員では“みんなの党”~“結いの党”~“維新の党”~“民進党”、そして“自民党”へと“渡り鳥”のように所属政党を変えていましたので、柿沢議員の“政治信条”がどこにあるのか疑問に思っていました。

私は国会議員は、確固とした“政治理念”、“政治信条”を持ち国民の代表として働くべきだと考えていますので、所属政党を頻繁に変える柿沢議員の改革に取り組む姿勢の本気さに疑問を持っていました。国会議員はもちろんですが、全ての政治家は有権者の代表として強い信念を持って政治に専念して欲しいと思います。そうすれば“裏金作り”や“選挙での買収”など法律違反はできないはずです。今回の柿沢議員逮捕で、改めて政治家の姿勢などについて考えさせられます。

*年金の賦課方式 : 年金支給のために必要な財源を、年金受給世代の為に現役世代が保険料収入を用意する方式です。現役世代が高齢になって年金を受給する頃には、その下の世代が納めた保険料から自分の年金を受け取ることになります。

積立方式 : 将来自分が年金を受給するときに必要となる財源を、現役時代の間に積み立てておく方式です。

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