此処にきて”桜を見る会”の前夜祭で安倍前首相後援会が支払った会費に関して、安倍前首相の国会答弁が虚偽ではないか？との報道が出てきました。都内のホテルで開催された安倍前首相後援会の前夜祭の会費５０００円は、相場よりも安く差額を前首相側が補填していたのでは？と国会で野党側が追及していました。それに対して前首相自身が「会費はホテル側から示された金額で、補填はしていない」と答弁していました。しかし、東京地検特捜部が安倍前首相の秘書やホテル側などを調査したところ、前首相側が差額を支払いホテルが領収書を発行している事が判明したのです。　そして、安倍前首相は国会で”秘書からの報告で後援会の支出と収入はないので収支報告書に記載する義務はない”とも答弁していますした。この報道に山口市の地元でも「安倍前首相の国会答弁は何だったのか？」とか「安倍氏が知らなかったはずがない」という疑問の声が上がっています。安倍首相はこれまで森友・加計問題でも国会答弁に虚偽ではないか？と疑われるものがありましたので、国会での野党の厳しい追及は避けられないと思います。また、特捜部もこれまで国会議員に対する捜査が甘いとの批判も出ていますので、今回は特捜部の威信をかけてしっかりと捜査をして欲しいと思います。

さて、１１月２４日（火）の県内の新規感染者数は４３人でした。また、７０歳代の男性と８０歳代の女性の２人が亡くなり死亡者は合計１３３人と増えています（１１月１日：１０７人）。更に重症者も１９人（１１月１日：１０人）と増えていて医療機関の逼迫や高齢者の患者の容態が心配されます。そこで、昨日は感染拡大の危機感を持った大野知事が、ＧｏＴｏイートの新規販売（１２月１日販売）を無期延期する事を発表しました。また、すでに購入している食事券の利用も控えるよう要請しました。それと同時に大野知事は、国に対して”食事券の利用期限の延長”を求めるとしています。最近、飲食店での食事会などで感染が拡大している状況を見るに、当然の措置だと思います。しかし、今後年末に向かい飲食店の売り上げの激減は避けられませんので、飲食業やホテル業への支援策も必要です。