活動日記

2022/06/08

民生・児童委員について

民生・児童委員は民生委員法で、人格見識が高く広く社会の実情に通じ、かつ社会福祉の増進に熱愛のある人を地元区長などが推薦し、市町村長が任命し、県を通して厚生労働大臣が委嘱することになっています。任期は3年間です。そして、仕事は大変重要で「住民の生活状況を必要に応じて適正に把握しておくこと」あるいは「援助が必要な人の相談に応じて自立した生活を営むことができるよう生活の相談に応じ、助言や援助を行う」などの業務が明記されています。しかし、無報酬(交通費など年間59,000円を支給)なこと、あるいは職務上の地位を政党または政治的目的のために利用してはいけないなどの制限がある事などから、引き受ける人が少なくなっているのが現状です。

また、最近は民生委員の仕事内容を理解していない人が多いことや、個人情報保護法を盾に玄関を開けてくれない、あるいは話を聞いてくれない人が多くなっているという話を聞きます。これからの少子高齢社会、高齢者の一人暮らし世帯が多くなっている事を考えるとしっかりと報酬を出すなど制度自体を見直す必要があります。今後、制度設計の見直しを県を通して国に働き掛けていきます。

さて、6月7日(火)の埼玉県の感染状況ですが、新規感染者数は442人(6日:389人)と2日続けて500人を切っています。

*6月8日(水)発表の新規感染者:白岡市4人、宮代町2人、蓮田市5人、久喜市7人

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