活動日記

2020/11/03

決算審議続く

昨日の決算特別委員会は、県民生活部と教育局の審議が朝から長時間行われました。まず県民生活部では、県の広報活動、人権関係、国際政策、青少年の健全育成そしてオリンピック・パラリンピックなど広範囲にわたる事業の成果などの質疑が行われました。私は、これまで取り組んできたスマートフォンなどのインターネットの適正な利用を啓発する「ネットアドバイザー制度」について質問を行いました。この事業は、私が一般質問において「青少年をインターネットの有害情報から守るには、小・中学生の保護者に対しその正しい使い方を啓発すべき。その為にネットアドバイザーを養成して各学校のPTAなど集会で講座を行ってはどうか!」との提案に、当時の上田清司知事が直ぐにネットアドバイザー制度を創設してくれた経緯があります。令和元年度だけで103人のネットアドバイザーが県内の小・中学校に302回も派遣されて、約5万6000人が受講したとの報告がありました。子どもをインターネットの有害情報から守る為の大切な事業ですので今後も継続して欲しいと思っています。続いて教育局の審議では、子ども達の確かな学力の育成、豊かな心の育成、すこやかな体の育成などの施策の他に、家庭・地域の教育力の向上や芸術文化の振興策についても審議が行なわれました。また、県立高校の再編については、昨年度に合併が決まった児玉高校と児玉柏楊高校、そして飯能高校と飯能南高校は新しい高校として令和5年度から再スタートする事が決まりました(高校名はこれから決まります)。この件に関して教育局は「今後とも学校や地域の現状を踏まえ計画を進めて行く」としています。そこで、地元の白岡市と宮代町において1つしかない県立高校、県立白岡高校と宮代高校が廃校や統合されないように、地元の皆さんや卒業生などと一緒に頑張っていきます。

さて、11月2日(月)の県内の新規感染者数は26人で、現在の感染者合計は378人です。昨日は、入院中の70歳代の女性がお亡くなりになりました。心からご冥福をお祈りいたします。現在、県内でも介護施設などでクラスターが発生していますし、北海道では札幌を中心に感染が拡大しているとの報道もありますので、引き続き注意が必要です。

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