活動日記

2020/10/27

決算特別委員会

埼玉県議会の決算特別委員会は昨日で4日目を迎え、産業労働部と福祉部の審査が行われました。私は産業労働部の審査で「障がい者の雇用の成果」について質問しました。県の担当者は毎日のように企業を回り、障がい者の雇用拡大を行っています。毎日の努力の積み重ねで雇用率が向上して、定着率は81.8%と高い成果を説明してくれました。そこで、再び、退職した理由はと聞くと「人間関係」が一番だと言います。しかし、私は「どの会社でも退職理由に”人間関係”が多い。障がい者の”人間関係”とは?」と聞いたところ抽象的な答えでした。私は「障がい者が退職する理由の多くは、会社側にあるのではないか?それは、障害者差別解消法や企業側に”合理的配慮”の義務が十分理解されていないのではないか?」という意見を述べました。先日、障がい者協会との意見交換会で、会員から「まだ職場での差別的発言も一部ではある」との話を伺い、そのような質問と意見を述べたのです。また、福祉部の審査では、「児童虐待防止策」について県の対策協議会と市町村の児童虐待要保護地域協議会との情報の共有、更には虐待児童の転居の際の情報提供体制について質問を行いました。ところで、委員会には同じ会派から江原久美子議員(3期:深谷市他)と杉田茂実議員(1期:熊谷市)も参加していますが、2人とも良く勉強して鋭い質問をしています。さて、今日は議案調査で28日の審議に備えます。

ところで、10月26日(月)の県内の新規感染者数は34人で現在の感染者合計は395人です。昨日は、残念ながら70歳代の男性が亡くなりました。ご冥福を心からお祈りいたします。一方、陽性率は2.0%と落ち着いていますが、全国各地でクラスターが発生していますので要注意です。それと、65歳以上の高齢者のインフルエンザ予防接種が無料になった為に接種希望者が増加し、ワクチンが切れている病院も出てきました。早めに病院に予約して予防接種を行って欲しいと思います。

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