活動日記

2021/11/03

災害時の難病患者の避難について

昨日は、県議会で難病患者が災害時に避難をする場合の注意事項などを勉強しました。今回は、難病の中でも“潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)”と”クローン病“について、その病気の症状や避難所での生活、そして注意する点などについて学びました。この難病を持っている人は外見では分かりませんので、避難所で自己申告してまわりの人たちの理解を得る事、そしてまわりの人たちの気配りや思いやりが必要です。改めて、避難所訓練での難病を持っている人たちへの配慮の大切さを学びました。

*潰瘍性大腸炎:大腸の粘膜に炎症が起きる事によりびらんや潰瘍が出来る原因不明の病気です。男女ともに20歳代で発症する人が多い病気で、下痢、血便、腹痛などの症状があります。国内に約22万人の患者がいます。

クローン病:大腸や小腸の粘膜に炎症や潰瘍ができる原因不明の病気です。10~20歳代で発症する人が多い病気で、下痢や血便などの症状は潰瘍性大腸炎と同じですが、腸以外にも関節や目の病気などの合併症を起こす事があるのが特徴です。国内に約4万人の患者がいます。

11月2日(火)の埼玉県の感染状況:新規感染者数は7人(1日:3人)と、昨日も一桁の人数でした。このままの状態を維持して欲しいと思います。また、自宅療養者も25人まで減少しています。そして、病床使用率は4.6%、重症者病床使用率も9.3%と大幅に減少しています。しかし、昨日は8月から入院療養中だった40歳代の男性が亡くなりました。基礎疾患などを持っていたかどうかは不明ですが、感染後に体のだるさや息切れなどの後遺症で苦しんでいる人も多くいるので感染をしない事が大事です。その為に、基本的な感染防止策のマスク着用、手洗い、うがい、3密防止、換気などを徹底する事が大事です。

地元白岡市の昨日時点での総感染者数は724人(0人)、宮代町は382人(0人)でした。また、隣の蓮田市が724人(0人)、久喜市が1,706人(0人)、伊奈町493人(0人)と、全ての地区がゼロで引き続き落ち着いた結果でした。

*2回のワクチン接種率(対象者全体比) : 日本全体72.5%(2日現在)、埼玉県69.0%(1日現在)、白岡市80.3%(1日現在)、 宮代町84.5%(2日現在)

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