活動日記

2020/08/02

無責任な行動

8月1日の県内の新規感染者数は74名で過去最多となりました。昨日時点で、宿泊施設療養者が14名減少し82名となり、自宅療養者も12名減少はしましたが64名もいます。    一方、入院調整中は17名も増えて74名もいますので容態の急変や感染の広がりが心配です。自宅療養者の中には、親が感染して子どもや祖父母の面倒見る人がいなくなるために入院できない、また、ペットの面倒を見る人がいないなどの理由があるようですが、陽性者が軽症や無症状でも感染を広げてします。 “感染しない”そして“感染させない”事を心掛けましょう。ところで、地元白岡市ではクラスターの発生した「太陽の里」で新たな入居者女性の感染が判明し、施設での感染者が14名となりました。そして、市内の合計感染者数は21名です。一方、宮代町では1昨日1名の感染者が判明し合計4名となりました。    少しづつですが確実に感染が広がっています。

さて、7月30日に40歳代の患者が県内の羽生総合病院から無断で外出し、自宅や勤務先に立ち寄り、翌日川越市内の入浴施設「小江戸はつかり温泉」で捜索中の警察に保護されるという重大な事案が発生しました。この患者は、看護師に何度も外出の申し出をして断られていたために病院側は病床に鍵をかけていたようです。その鍵を壊して外出しタクシーで春日部市内の自宅に戻ったのです。 自宅では妻が入室を拒否した為に自家用車で三郷市内の会社に向かい夜を過ごしました。 男性は「仕事の進み具合が気になり外出した」と理由を述べていますが、陽性患者が無断で病院を抜け出し外出するなどは言語道断の行為です。病院側は、直ぐに家族や警察に保健所などに届出を行い捜索しましたが、タクシーの運転手を始め接触者の感染が心配です。また、入浴施設は「店にはいる時にお客の検温をしている」と言っていますが、男性は検温をしないで入ったか、体温だけが正常だったのかもしれません。いずれにしても無責任極まりない行動で許されません。入浴施設の消毒費用や休業に伴う賠償責任を問われて当然だと思います。

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