活動日記

2024/06/07

片山さつき氏の反党行為

先月行われた静岡県知事選では、自民党が推薦した元総務官僚の大村慎一氏が立憲民主党と国民民主党が推薦する前浜松市長の鈴木康友 氏に約7万7000票という大差で破れました。その選挙戦で自民党の政務調査会長代理の片山さつき参議院議員が造反行為をしたと理由で、鈴岡県内の自民党支部から本部に片山氏の厳正な処分を求める上申書が提出され話題になっています。

それは、知事選で片山氏が勝利した“鈴木康友氏”に「為書き(必勝ビラ)」を送った事。更には、自民党本部が実施した情勢調査の結果が片山氏から鈴木氏陣営に漏れた事によるものです。これは、明らかに“反党行為”で処分されて当然です。自民党の裏金問題や、関係した自民党議員が政治倫理審査会で平気で嘘をつく行為、更には官房機密費を選挙に使うという目的外使用などを考えると、自民党国会議員の多くが私利私欲のために働き、モラルも政治家としての使命感もないと言えます。

ましてや、今回のように候補者本人が全人生をかけ、また自民党は党の威信にかけて全力で戦っている大きな知事選挙で、自民党の政調会長代理が相手陣営に“為書き”を送り応援したとなれば、明らかに反党行為であり「除名処分」されても仕方ありません。むしろ、議員というよりも人としてやってはいけない事をしたので「議員辞職」が妥当です。今後、自民党本部が片山氏に対しどのような処分をするのか、注視していきます。

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