活動日記

2020/08/17

特別なお盆

8月16日(日)の県内の新規感染者数は56人で、これまでの総感染者数は3,221人ですが退院・療養終了者も多くいますので、現在の患者数は607名です。その内入院患者数は、一昨日に比べて19人増加し361人となっています。また、重症者が新たに1人増えて11人にもなっているのが心配の一つです。そして、自宅療養者においては11人増加の117人となりこちらの数も確実に増えています。また、1ヶ月前の入院患者患者数は213人でしたので、現在は148人も増えています。更に、重症者も当時は4人で、現在は11人と2.7倍も増えています。それに加えて自宅療養者は当時43人でしたが、現在は2.7倍の117人にもなっています。これらの事を考えると重症者を含む入院患者数が増えている為に医療従事者の負担が確実に大きくなっています。一方、昨日は川越市内で家庭内感染が起きて子どもを含む3人全員が感染した例がありました。それは、当初小学生の息子が感染した為に夫婦でPCR検査を受け、夫だけが”陽性”で妻は“陰性”でした。しかし、その後妻に発熱と咳の症状が出た為に、再びPCR検査をしたところ“陽性”と判明されました。やはり個人によって症状が違い、発症の状況も違う怖いウイルスです。

さて、今年も「お盆」が無事終わりました。例年では「迎え盆」は子どもや孫たちと親戚を回り、お墓で先祖をお迎えして自宅に帰りゆっくりと過ごし、「送り盆」も家族で賑やかに見送るのですが今年は寂しい「特別なお盆」でした。高齢者のいる親戚に万が一感染をさせたら申し訳ないという思いで今年は親戚回りも控えました。とにかく一日も早い終息を願っていますが、新型のウイルスが逐次変化し、ワクチンの完成が何時になるのかわからない事、また経済などの先行き不透明感が国民に不安が増しているのです。私たち自身が正しい情報を得る事も大事ですが、感染拡大を防いでいる台湾やニュージーランドの様に国のトップが強いリーダーシップを発揮して、適時適切に国民へ正しい情報と自身の言葉で発信する事が必要で、それが国民も政府を信頼する事に繋がるのだと考えます。

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