活動日記

2020/08/08

特別な夏?

8月7日(金)の県内の新規感染者は50名、現在の患者総数は569名と1昨日に比べて19人減少しています。また、自宅療養者(入院調整含む)も24名減少していますがそれでも182名もいるので家族内感染が心配です。更に、重症者が1名増えて4名になりました。政府は“重症者”の数が第1波に比べると少ない為に、あたかも医療現場は余裕がある様に言っていますが現場の疲弊は大変なものです。自分たちの感染防止策を取りながら休みなく緊張状態の中で勤務する医療従事者の健康面も心配です。ところで、昨日は地元白岡市内で会社の寮で4名の感染者が判明した同じ寮で新たに1名の男性(外国籍)の陽性が判明しました。また、浦和署の駐在所勤務の警察官の感染に続いて、上尾署でも地域課のパトカー勤務の警察官の陽性が判明して濃厚接触者が自宅待機となり検査結果を待っています。この間、県警本部から応援の警察官が派遣され治安の維持にあたっていますが、警察官の感染拡大は治安維持や交通事故処理などに大きな影響が出ますので今後の感染拡大が心配されます。

さて、今日から夏休みに入り例年ですとお盆で帰省する人で交通機関も混雑する時期ですが、今年のお盆は帰省するかどうか迷っている人も多いともいます。というのも、安倍首相は「お盆での帰省の自粛は求めない。GoToトラベルも規制しない。」と言い、 一方、埼玉県の大野知事は「帰省して欲しいが近場で過ごす事を前提に考えてほしい」と発言、山形県の吉村知事は「感染拡大地域からの帰省は慎重にして欲しい」、山梨・長野県の両知事は「帰省するか、家族で相談をして欲しい」と述べています。このように、多くの知事は本音は県をまたぐ移動は控えて欲しい!と言っています。そして、東京都の小池知事は「今年の夏は特別な夏です」と相変わらず印象的な言葉を発しています。具体的には、①旅行・帰省を控えてほしい ②夜間の会食は控えてほしい ③遠出の外出は控えてほしい という3点で帰省しないでほしいと言っています。このように、政府の方針と各知事の言っている事が違うと国民は困ってしまいます。政府は、GoToトラベルを継続したいのでお盆の帰省は止められない、という事でしょうか。心配していた様にGoToトラベルで感染が地方に拡大している訳で、ここは安倍首相が「感染拡大防止対策を最優先する。その為に……をする」という強いメッセージを発する事が必要です。

  • Facebookページへ
  • Twitterへ