活動日記

2020/07/18

病院でクラスター

7月17日県内の新規感染者数は51名と日に日に増加し
感染者総数は1,668名にもなりました。その中には、白岡市内の80歳代の男性も含まれ、入院していた病院での感染です。また、昨日は白岡市周辺の蓮田市、久喜市、伊奈町は医療従事者や入院治療中の患者の感染者が多く判明しました。
今朝の新聞には蓮田病院で看護師3名と患者4名の感染が判明しこれまでに12名の感染者が判明しクラスターが発生しているようで、さらなる感染拡大が予想されます。
さて、現在の県内の患者数は409名で、その内入院患者が227名、ホテルなどの施設療養者が89名、自宅療養者(入院調整者含む)が93名です。県では今後の感染拡大に備え病床とホテルの確保を準備していますが、自宅療養者の入院(ホテル)措置が必要です。
昨日は、1都3県の知事と西村大臣とのテレビ会議が行われ4人の知事の連携が改めて確認されましたが、具体的にはPCR検査数を更に増やす事、陽性者の隔離を行う事、そして病院(医療従事者含む)の受け入れ態勢の準備(病床確保)を至急行う事が大切です。

ところで、政府がこの22日から実施するGoToキャンペーンですが、私は以前から感染拡大中の今の時期ではなく時期を遅らせて行うべきと言ってきました。昨日政府は“東京発着の人たちに加えて、高齢者や若者団体、宴会を伴う旅行は割引対象外”との方針を発表しました。このような中途半端なキャンペーンでは利用者・受け入れ先の皆さんも戸惑い、キャンセルが多く発生しその効果が無くなってしまいます。ここはいったん中止して感染拡大が落ち着いてから改めて実施すべきだと考えます。
もし感染が全国的に広がれば、来年に延期された“東京五輪”の開催も危ぶまれます。
国(政府)は、治療薬・ワクチンの無い現状での感染拡大が医療崩壊を招き、多くの国民の“命”を守れない事態を招く事を考えるべきです。

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