活動日記

2020/09/06

的確な応急処置期待!

東京消防庁が、119番通報した人にケガや事故の状況を映像で送ってもらう新システム「ライブ119」を試験的に運用開始したと発表しました。このニュースに「ようやくシステム化出来て良かった」という感想を持ちました。私は、以前から救急車を呼ぶ際に、スマホでけが人や病気の状態を事前に動画で送れば、救急隊員の事前のアドバイスにより応急処置が出来て救命率も高まるのではないか、と友人と話していました。救命率は心肺停止から1分ごとに7~10%下がるとされ、このシステムが本格的に稼働すれば、応急手当のやり方を視覚的に伝える事ができ効果が大きいと期待できます。現に、神戸市消防局では既に試験的に導入されていて、担当者は「動画で状況が把握でき、初動対応が的確になった」と話しています。ただし、現場にいる人が動画を撮り、送る事ができる冷静さが必要です。これは課題の1つですが、救命率向上が期待される事は間違いないと思います。

さて、9月5日(土)の県内の新規感染者数は22人で、先週の8月29日土曜日の56人に比べるとかなり少なくなっています。また、昨日の検査数は民間の検査機関が休みの為に160人と少ないですが、陽性率は2.9%と先週の4%前後に比べるとかなり下がっていますので、良い方向に向かっていると期待しています。一方、昨日は80歳代の3人の方が入院中に亡くなっていますので、高齢者の容態の急変が心配されます。また、相変わらず家庭内感染が多く、若者から高齢者に感染する例もありますので、先ずは手洗いやうがいを励行して自分を守る事が大切です。

  • Facebookページへ
  • Twitterへ