天皇皇后両陛下が、イギリスへの公式訪問を終えて無事帰国されたのニュースに安堵しました。今回は、チャールズ国王から招待を受けてのご訪問でしたが、両陛下は国賓として馬車による歓迎パレードや宮中晩さん会、更には子供たちと触れ合ったりと、皇室外交を立派に果たされたと思います。更に、両国の皇室・王室の新たな関係がスタートしたという思いです。

特に、雅子様もご一緒に、お二人の思い出の地である“オックスフォード大学”を訪問された事も感慨深い訪問だったと思います。そして、訪問先での温かい歓迎を受ける姿や、両陛下が気軽に声をかけられる姿に、日本人として頭脳明晰な皇后陛下を誇らしく思いました。

　日本の皇室とイギリスの王室は明治時代からの交流の歴史がありましたが、第二次大戦時は敵対関係になりました。戦後イギリス王室側が日本の皇室に手を差し伸べる形で交流が再開され、天皇陛下が学生時代に２年間オックスフォード大学に留学されるなど良好な関係が続いています。

いずれにしても、今回の両陛下のイギリス国賓訪問は、皇室外交として大成功でした。そして、日本の伝統ある皇室制度がある事に改めて誇りを持てました。天皇制に対する議論はともかく、今後も、両国が良好な関係で共に発展していけるよう期待したいです。