昨日（１９日）～３月２６日まで埼玉県議会２月定例会が開会になりました。２月議会は、令和３年度当初予算案：２兆１１９８億円（昨年度比８．１％増）の審議や、国の法律の改正などにより県の条例を改正する必要がある為に、その条例審議など盛り沢山の内容です。今議会の焦点の１つは、大野知事の期末手当（約７００万円）を１年間カットする条例に対する自民党の姿勢です。昨年大野知事を始め特別職の給与削減案と、私たち議員報酬削減案（自民党を除く）の両方を自民党が反対して否決した経緯があります。今回は、大野知事の強い意志でこの条例を議会に提出しました。私たちの会派は、県民の為にどうすべきか？を最優先に考えて結論を出していきます。また、新型コロナウイルスの対策を強化する為に副知事を３人体制にします。私も、現在の２人体制では最近の災害対応やコロナ対策などで業務量が多すぎるために、３人体制にする必要があると考えました。議案が通れば、実に２１年ぶりの３人体制になります。

ところで、私の代表質問は２月２６日（金）午後１時からです。自殺防止対策、児童虐待防止策、生活困窮者への食糧支援などの他に、新型コロナウイルス感染症に関する、特措法の改正やワクチン接種に関する質問も行います。ご都合の付く方は、是非とも県議会へお出で下さい。

さて、２月１９日（金）：①埼玉県の新規感染者数は、１９４人（１８日：２０９人）　②重症者３８人（昨日：４０人）③自宅療養者数７４１人（昨日：８１１人）　④入院患者の病床使用率５８．０％：入院者数７７５人（昨日：６０．７％）　⑤重症者病床使用率２６．８％（昨日：２８．２％）　⑥死者７人（合計５０２人）です。陽性率は３．２％と３％台を前後しています。また、新規感染者の数が１００人台～２００人前半台を行き来して、１００人以下にはなりません。そして、気になるには死亡者で、毎日１０人前後が亡くなっていますが、その内の約９５％が６０歳以上の高齢者です。ワクチン接種が始まるまでに、出来る限り感染者の数を減らす事が大切です。

ところで、昨日は昼休み中にさいたま市の清水勇人市長が私たちの会派控室を訪問され、５月に行われるさいたま市長選挙に無所属で立候補する旨の挨拶に来られました。清水市長とは、県議会議員の時から勉強会などで交流があります。市長は、県議時代は自民党に所属していましたが、初めての市長選挙で自民党を離党し無所属で出馬しました。それ以降、自民党との関係が悪化し、選挙のたびに自民党が対抗馬を出して来ましたが、清水市長が毎回勝利しています。現在３期ですが、これまで浦和駅東口（パルコ側）の開発にも大きな貢献をされました。清水市長の誠実さと勤勉さは、現在もさいたま市民からも高く評価されていますので、引き続き応援して行きます。