昨日は、埼玉県議会の最終日でした。今回の補正予算では、私たち会派が大野知事に要望した「売り上げが激減した酒類販売業者への支援の上乗せと範囲拡大」が、補正予算（約６億６，４６０万円）に組み込まれました。加えて、新型コロナ感染症対策でワクチン接種体制の強化や、生活に困っている人々への支援のための予算も全て可決しました。

また、国へ提出する意見書の中で「選択的夫婦別姓制度の導入に向けた国会審議の推進を求める意見書」には、「導入を前提」とした意見書なので反対しましたが、最終的には賛成多数で可決されました。「選択的夫婦別姓制度」は、夫婦の別姓が子どもの別姓につながりますので私自身は反対です。家族の姓がバラバラでは、家族の一体感は薄れます。「旧姓」の使用範囲を更に広げる事に法律の改正をすべきで、現在の民法・戸籍制度を変える事にも反対です。

なお、私たちの会派が提案した「中華人民共和国による人権侵害問題に対する調査及び抗議を求める意見書」は、公明党だけが反対しましたが可決されました。中国では新疆ウイグル人への人権侵害が世界的に大きな問題になっています。しかし、親中派の公明党は、人権侵害に反対と言いながら中国の人権侵害は認めるのです。一貫性に欠けますね！

７月２日（金）の埼玉県の感染状況：①新規感染者数は１２５人（１日：１０８人）　②重症者１８人（一昨日：１６人）③自宅療養者数２９５人（一昨日：２８１人）④入院患者の病床使用率１８．８％、入院者数３１３人（一昨日：１７．２％）⑤重症者病床使用率１１．０％（一昨日：９．８％）　⑥死者０人（合計８３２人）です。昨日の陽性率は３．０％（一昨日：２．８％）で新規感染者数は増加してきました。大野知事が、河野大臣に対し「職域接種を重視して、県の大規模接種会場にワクチンの配分が少なくなることがないよう強く要望した」との事。的確で良い申し出であったと思います。今日も気を緩めず緊張感を持って①不要不急の外出自粛②マスク着用③手の消毒④密を避ける事⑤こまめに換気を行うを徹底する事　この４点に気を付けて、この週末も感染防止に努めていきましょう！