活動日記

2020/10/15

知事に予算要望

昨日は、大野知事に対して会派として「令和3年度予算要望」を行いました。合計で698項目からなる要望は、各議員が地元を回って聞いた県民の声の他に、市町からの要望そして各種団体からの要望などが盛り込まれています。特に、地元要望は、各地域の行政課題や地元密着の身近な要望などが盛り込まれ、各議員が普段から生の声を聞いて具体的な要望をしている事が分かる内容になっています。また、会派として①全庁挙げての危機管理対応 ②県民福祉に注力する予算編成 ③コロナ禍で奮闘する中小企業支援の3つの柱を掲げています。執行部からは、大野知事を始め2人の副知事そして企画財政部長など幹部職員が同席して会派要望を熱心に聞いて頂きました。

ところで、今議会の最大の焦点であった「知事などの特別職の給与削減」と「議員報酬削減」の2つの議案は自民党だけの反対で否決されました。新型コロナウイルスの影響で県民の多くが失業したり、倒産、そして収入減などで苦しい生活をしています。また、人事院勧告で公務員の給与も減額されることが分かっているのにも関わらず、知事や埼玉県議会議員だけ満額の報酬やボーナスをもらっていては県民が納得しないと思います。また、県庁職員の給与が減額される前にトップの知事などの特別職が先頭に立って給与を減額する事は、組織のリーダーとして当然の事です。しかし、自民党県議団は、「単なるパフォーマンスだ!」「減額の根拠が分からない!」などの理由で、昨日の本会議で反対討論もしないで反対しました。議論の場の議会で討論もしないで数の力で決めてしまう議会のあり方に怒りを感じます。県庁や地元の県議会議員に対しFAXや電話などで県民の声を直接届けてほしいと思います。(岡事務所:0480-93-5671 FAX兼用)

さて、10月14日(水)の県内の新規感染者数は46人で、陽性率が2.8%と3%前後を推移しています。また、重症者は1人減って9人になりましたが、入院している患者は未だ219人もいますので特に高齢者は注意が必要です。ところで、日本大学のバレーボール部や空手部などの運動部で62人の感染者が出たとの報道がありました。クラブ活動やサークル活動は、密になり易いので感染が広がります。本当に厄介なウイルスです!

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