活動日記

2021/09/07

知事へ直接要望

昨日は、私たち会派の「無所属県民会議」が、大野元裕知事に対し「新型コロナウイルス感染症対策に関する緊急要望」を行いました。主な内容は、①抗体カクテル療法の実施医療機関を増やす事。②中等症専用の臨時仮設医療機関の増設 ③県内小中学校のオンライン活用の支援 ④分散登校・オンライン授業併用に伴う出欠席の取り扱いなど、児童生徒に不利益を生じない事などを要望しました。今回も、各議員が地元の生の声を伺い、大野知事へ直接要望し意見交換も行う事が出来ました。これからも、執行部とも協力しながら県民が安心して生活が出来るよう、しっかりと取り組んでまいります。

9月6日(月)の埼玉県の感染状況:新規感染者数は450人(5日:817人)と500人を切りました。しかし、重症者の数は1ヶ月前に比べて144人(8月6日:21人)と大幅に増えています。また、病床使用率は69.9%と相変わらずステージⅣの状況が続いています。自宅療養者も減少傾向と言っても、未だに7,517人もいる状況で、自宅療養者が容態の急変で亡くなっている例が多くなっています。油断は禁物です。

ところで、緊急事態宣言が12日(日)で期限が切れますが、政府は首都圏は宣言を2~3週間程度延長する事を検討しているようです。

地元白岡市の昨日時点での総感染者数は631人(6日:4人)、宮代町は338人(+2人)でした。また、隣の蓮田市が654人(+4人)、久喜市が1,568人(+14人)、伊奈町461人(0人)という状況でした。やはり、デルタ株の感染力が強くワクチン接種を終えていない若者が職場などで感染し、帰宅後に家族に感染させる例が多いようです。引き続き緊張感をもって①不要不急の外出自粛②マスク着用③手の消毒④密を避ける事⑤こまめに換気を行う、という基本事項を徹底して生活しましょう!

*酸素ステーション:自宅療養中の患者が救急搬送要請をした際、酸素投与を受けられる施設で一時的な対応をする施設です。県内に4か所の施設を準備し、9月1日には上尾市で最初にスタートしました。

*抗体カクテル療法:人工的に作った2種類の抗体を点滴で投与する治療薬です。発病後7日以内に投与する必要があります。治験で入院・死亡リスクが70%減少したとの報告があります。

*デルタ株:インドを中心に感染拡大し、アルファ型(英国型)の約1.5倍の感染力があります。日本でもデルタ型の感染が主流で若者や未就学児に広がっています。ワクチンの効果も弱まる可能性も指摘されています。

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