活動日記

2024/08/27

米不足は本当?

今、米不足が大きな問題になっています。しかし、本当に米が不足しているのでしょうか?昨年の作況指数は“101”で平年より「1」上回っています。大阪府などは政府に対して「備蓄米の放出」を要請していますが、このままだと「令和の米騒動」が起きる恐れがあります。

マスコミは、今回の米不足の原因は①昨年の猛暑と雨不足による不作、②.おにぎりブームとインバウンドなどによる需要増、③南海トラフ地震臨時情報の発表による買いだめ行動という三点です。しかし、①に関しては昨年の作況指数が101という数字を見ても疑問です。因みに、平成の米騒動の時の作況指数は「74」でしたので、昨年は「不作」とは言えません。そして②に関しても、インバウンド需要による米消費量は、前年と比べ約3.1万トン増えただけです。現在の日本の年間の米の消費量は700万トンですから、3.1万トンというのは僅か4%程度ですから、これがコメ不足の原因の1つとは言えません。また、③の要因ですが、確かに「南海トラフ地震臨時情報」は、首相の外遊中止や特急列車の運行停止などが国民の不安を煽り、コメの買いだめに走り米が品薄になりました。しかし、例年並みの供給ではこの需要増加に追いつかず、“米不足”が継続しているだけです。

しかしながら、政府やJAの米倉庫には備蓄米が沢山あります。政府が「備蓄米」を放出すれば良いだけの話しです。現在、コメ不足と共にコメの店頭価格が平均で12%も値上がりしています。米の卸業者が価格を上げているとしか思えません。ここは、政府主導で国の備蓄米を放出してコメの安定供給と価格の安定化を図るべきです。国民に対する“食糧の安定供給”、“食料の安全保障”は政府の大事な責任の一つです。

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