活動日記
米露交渉の行方
プーチン大統領によるウクライナ侵攻が4年目に入ります。現在ウクライナ抜きの米露による停戦交渉が行われています。当事国のウクライナ抜きの停戦交渉とは、かつての太平洋戦争終結に向けた当事国の“日本”を除いて行ったヤルタ会談を思い起こします。
トランプ氏は、自分の力でロシアのウクライナ侵攻を終わらせると明言して、対ロ交渉に前のめりです。しかし、トランプ氏がこの戦争について認識が違う点が数多くあります。それは、①ウクライナ戦争を始めたのは、ゼレンスキーではなくプーチン氏である事 ②ウクライナは主権国家であり、ロシアは領土征服のために侵攻している事 ③ウクライナ人は、ロシアに併合されないよう独立のために戦っている事 ④ゼレンスキー氏は独裁者ではなく、プーチンこそが独裁者である事 ⑤ロシアは、米国の友好国ではなく核武装をした敵対国である事 ⑥ ウクライナは米国の友好国である事の6点です。その認識の違いがあるにもかかわらず、トランプ氏がプーチン氏を持ち上げて“停戦交渉”を進めるのは、ウクライナの資源の“レアアース(希土類)”を獲得する事、或いは“ノーベル平和賞”受賞を狙っているのでしょうか?
また、この交渉ではトランプ氏がゼレンスキー氏に、これまで米国がウクライナ戦争に提供した資金約19兆円をレアアースか石油でもいいから返せとまで言っています。支援は人道的な観点から行ったのではないでしようか?あまりにもひどすぎます。
トランプ氏の常識では考えられない外交姿勢・交渉術には驚くばかりです。この米露交渉の結果は、日本経済にも影響しますので引き続き注目していきます。
*ヤルタ会談:太平洋戦争の終盤においてソ連のクリミア半島にあるヤルタで、米国・英国・ソ連の三ヶ国で行われた会談。そこでは、ソ連の対日参戦、ドイツや東欧諸国の米ソの利害調整、国際連合の創設について行われました。


