埼玉県に８月２日（月）～８月３１日（火）まで”緊急事態宣言“が発令されました。これで、県は３度目の発令となります。現在、急激な感染拡大が第５波となり襲ってきていますが、これまでで新規感染者が一番多い状態となっています。ある専門家は「このまま感染は拡大し、東京五輪後は更に増えるでしょう。また、ワクチン接種が若者に行きわたる１０月～１１月には感染が落ち着くと思われる」とコメントしていました。しかし、このまま感染拡大が続けば医療が逼迫し、通常の重症患者の治療が出来なくなる恐れが十分あります。今後は、県内の医療体制の立て直しも議会側からチエックして行きます。

ところで、昨日の東京都の新規感染者数は３，０５８人、埼玉県は８９９人、神奈川県は１，２５８人、千葉県は７６７人と日曜日としては過去最多を記録しています。政府は、今日８月２日から８月３１日まで、首都圏３県と大阪府に“緊急事態宣言“を発出しました。昨日、全国知事会は「夏休み中の県をまたいだ旅行や帰省を原則中止するよう」求めましたが、ＳＮＳなどでは「五輪で関係者が県境をまたいで移動しているのに、国民にはやめろと言うのか？」など疑問の投稿が行われています。政府は、国民にしっかりとしたメッセージを出さないと、外出自粛などの要請には応じなくなってしまっています。ここは、日本国のトップである菅首相の大切な役割です。

８月１日（日）の埼玉県の感染状況：①新規感染者数は１，０３６人（３１日：１，０３６人）　②重症者５３人（一昨日：５０人）③自宅療養者数４，８２４人（一昨日：４，１２０人）④入院患者の病床使用率５７．４％、入院者数９５７人（一昨日：５７．５％）⑤重症者病床使用率３２．１％（一昨日：３０．３％）　⑥死者１人（合計８４９人）⑦陽性率１１．９％（７月１日：２．８％）です。

今日も、熱中症に気を付けると共に危機感を持って①不要不急の外出自粛②マスク着用③手の消毒④密を避ける事⑤こまめに換気を行うを徹底する事　この４点に気を付けて感染防止に努めていきましょう！

＊ステージⅣの基準　：　入院患者の病床使用率：５０％以上、重症者病床使用率：２０％以上、陽性率：５％以上