活動日記

2021/08/28

臨時議会

昨日は、緊急事態宣言が9月12日まで延長された事により、医療体制整備や売上が減少している酒類販売業者などへの支援金などの予算審議が行われ、総額561億円の補正予算が承認されました。また、各委員会の審議で医療体制の逼迫や保健所の負担の増加が明らかになり、県として体制強化に懸命な状況も分かりました。やはり、新規感染者数を減らす事が大事だと改めて感じました。

さて、現在文科省が「抗原検査キット」を高等学校へ配布して学校で検査していますが、小中学校に拡充する事を決めた事に現場の教師などから不満と反発が広がっています。これは、学校で健康状態が悪くなった子供が、保健室で自分で綿棒を鼻に入れて抗原検査を行うというものです。その際、医療関係者または教師が立ち会う事になっています。保健室には、養護教諭がいますが防護服などがない状態で検査に立ち会う事、そして検体を病院に運ぶ仕事を教師にさせる事自体大きな問題だと思います。また、子ども自身が簡単に綿棒で検査ができるとは思えません。更に、立ち会った教師自身が感染する恐れもあり、もし子どもが感染していた場合の処置も出来ません。私たち会派で、至急現状を確認して県に改善要望をする予定です。

8月27日(金)の埼玉県の感染状況:新規感染者数は1,522人(26日:1,709人)と高止まりのままです。昨日は、50歳代の自宅療養者が亡くなりました。7月以降自宅や宿泊療養施設で亡くなった人は5人になります。また、2回ワクチン接種を終えた人の感染者も増えています。既に、専門家も発表している通り、2回のワクチン接種は重症化を抑える効果はありますが、新規感染を防止するものではありません。ですから、マスク着用は必須でかつ細心の注意をして生活する事が大切です。正しく恐れて冷静に対処する事を心掛けましょう!

地元白岡市の昨日時点での総感染者数は534人(27日:+5人)、宮代町は302人(27日:+11人)と新規感染者はゼロでした。また、隣の蓮田市が556人(+9人)、久喜市が1,403人(+31人)という状況です。

今大事な事は、新規感染者数を減らす事でお互いが緊張感をもって①不要不急の外出自粛②マスク着用③手の消毒④密を避ける事⑤こまめに換気を行う、という基本事項を徹底して生活しましょう!

*抗体カクテル療法:人工的に作った2種類の抗体を点滴で投与する治療薬です。発病後7日以内に投与する必要があります。治験で入院・死亡リスクが70%減少したとの報告があります。

*酸素ステーション:自宅療養中の患者が救急搬送要請をした際、酸素投与を受けられる施設で一時的な対応をする施設です。

*デルタ株:インドを中心に感染拡大し、アルファ型(英国型)の約1.5倍の感染力があります。日本でもデルタ型の感染が若者に広がっています。ワクチンの効果も弱まる可能性も指摘されています。

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