昨日のブログに続いて“自殺対策”について掲載します。昨日は、来年度に作成される次期「自殺対策計画（令和６年度～令和８年度）」に関してその内容などについて担当課と意見交換を行いました。県や市町村の担当課は“自殺予防”の為に様々な施策を行っています。例えば、県では学校での「命の大切さ」の教育、職場などでのゲートキーパーの啓発、SNSを使った相談コーナー、「埼玉いのちの電話」などの相談機関へのリンク等など、県庁全体で自殺者を一人でも減らす努力をしています。

私は、身内が病気を苦にして５４歳で命を絶った悲しい経験から自殺防止に力を入れています。当時は、議員でなかったので、行政が自殺防止に向けた様々な取り組みをしている事は知りませんでした。しかし、白岡町議員（当時）や埼玉県議会議員になって、行政が多くの対策を行っている事を知り「もしこのような行政などの相談コーナーを知っていれば、身内の自殺が防げたかもしれない」という思いが常に頭に残っています。そこで、県議会では自殺対策を執行部と考えて提言などをしてきました。

昨年の代表質問で、大野知事が“ゲートキーパー”の必要性について理解して頂き、県のHPに掲載したり動画を作成して県民への普及活動を行っています。昨日の担当課との意見交換では「様々な施策を施しても県民の多くに知ってもらう事が大事」。そこで、学校教育の中に“ゲートキーパー”に関する事を子供たちに知ってもらう事が重要ではないか、そうする事によって子供たちが、友達の心の変化などを感じて相談に乗ったり、あるいは家族の異変などに早く気づいて自殺を予防できる可能性が出てきます。今回も代表質問で、自殺対策に関する質問や提言を行い一人でも自殺者が減るよう活動していきます。

＊１月２３日 （月）の埼玉県の感染状況ですが、新規感染者は１，３２２人（２２日：２，９７７人）と１，０００人台に減少してきました。政府は、新型コロナの分類を２類から５類に変更する方針を示したとの事ですので規制が緩和され、ウイッズコロナの流れが進むと予想されます。しかし、引き続き基本的な感染防止対策のうがいや手洗いなどは行って欲しいと思います。

＊１月２４日（火）発表の新規感染者数：白岡市２８人、宮代町１８人、蓮田市３１人、久喜市１０２人。

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