活動日記

2022/01/13

自殺をなんとか食い止めたい(1)

近年埼玉県内の自殺者が増えています。昨年の県議会の代表質問で、県の「自殺対策」について、大野知事に質問をし提案も行いました。昨年も県内で1,097人(令和2年:1,186人)もの自殺者が出ています。県は、令和3年3月に「埼玉県自殺対策計画」を作成し様々な対策を行っています。そこで、担当者とその内容、特に相談体制などの取り組みなどについて意見交換を行いました。更に、最近ではコロナ禍で様々な悩みを持っている人が多くなっています。相談体制だけでなく、職場など周囲で様子を見守り、話を聞いてあげる事も大切です。昨年私が議会で提案した”ゲートキーパー“について、その体制づくりについても活発に議論を交わし、有意義な意見交換が出来ました。大事な命を自ら断つ人を一人でも減らすように、2月定例議会でもこの自殺対策を取り上げ、県全体で取り組めるように努力して行きます。

*ゲートキーパー:自殺の兆候を早く見つけて話を聞ける人。

1月12日(水)の埼玉県の感染状況:新規感染者数は547人(11日:227人)と、4ヶ月ぶりに500人を超えました。オミクロン株の感染力の強さは以前から言われていますが、ワクチンを2回接種した方や3回接種している方、更には若い年代層に感染者が多い事が特徴です。昨日は大野知事が記者会見で「オミクロン株の市中感染は広がり、第六波と考えている。自宅療養者3万2千人の健康観察が出来るように準備した。また、保健所の体制を強化も行った」と発表しました。県は、本格的な第六波に備える準備を行っています。引き続き、感染状況や対策等に関する国や県の情報をいち早く収集し、このコーナーで正しく伝えていきます。

*オミクロン株:変異株の名前をつける際、24文字あるギリシャ文字で順番に表して15番目の”O(オミクロン)”からとっています。11月30日に国内で初めて発見されてから感染が全国に急速に広がっています。政府は、医療従事者の濃厚接触者が2週間の隔離により医療現場が混乱をきたしている為に、毎日の検査で陰性であれば医療に従事する事が出来るように緩和する事を決めました。

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