活動日記

2022/02/19

自殺防止対策

昨日は、県議会で代表質問の打ちあわせ、その後は事務所で原稿作成に集中しました。ところで、今回の代表質問のテーマは「県民の命と尊厳を守る」です。コロナ禍で、憂慮すべき問題は、感染症だけでなく病気や経済的困窮などを理由とした自殺者が増加していることです。「自殺防止対策」については、私が毎年代表質問で取り上げています。

さて、自殺率は国民の幸福度を知ることができる重要な指標といわれています。経済的に豊かでなくても自殺率が低い国は、国民の幸福度が高く、逆にどんなに経済力があっても、自殺率が高い国は国民の幸福度は低いといわれています。そこで、G7(先進7か国首脳会議)で見た場合、人口10万人当たりの自殺者数は、1位が日本で16.1人、次いで2位は アメリカの14.7人、3位はフランスの13.1人次いでドイツ、カナダ、イギリス、イタリアの順となっています。こう見ると、日本は国民の幸福度はかなり低いといえます。 さて、日本の自殺者数は平成15年の34,427人がピークでした。それ以降様々な対策が功を奏し減少はしているものの、いまだに2万人を超えています。一方、埼玉県における自殺者数は、平成21年の1,796人をピークに減少はしていますが、毎年1,000人を超える人が亡くなっているおり依然として深刻な問題です。今回の代表質問で大野知事に対して自殺防止対策について県の施策について質問を行い、執行部と一緒に取り組んでいきます。

2月18日(金)の埼玉県の感染状況:新規感染者数は6,168人(17日:5,569人)です。 ここにきて新規感染者の数は、増加傾向にあります。また、高齢者が亡くなる数も増えていますので注意が必要です。昨日大野知事は、堀内ワクチン担当大臣とオンラインで意見交換を行い、ワクチンの安定的な供給を求めました。1人が何人に感染を広げるかを示す”実効再生産数”は、1.27から0.91まで下がり、感染者像は一定の落ち着きを見せているという見解を示しました。しかし、医療機関への負担は減少傾向にありませんので引き続き緊張感を持った対応が求められています。私たちも、基本的な感染防止策を取って生活をしていく事が大事です。

*2月18日の新規感染者数 ①白岡市:88人 ②宮代町:35人 ③蓮田市:133人 ④久喜市:127人 ⑤伊奈町:46人

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