活動日記

2024/04/30

裏金は所得隠し

昨日の衆議院補欠選挙で自民党が全敗し、茂木幹事長や石破元防衛大臣などが“裏金事件”への反省を述べ、政治改革の必要性を訴えていました。しかし、この事件は、国民から見れば、明らかな「所得隠し」の犯罪行為で、「どうして国会議員だけ所得隠しが許されるのか?」という国民の怒りが理解されていないのだろうと思いました。

裏金事件に関係した議員が、「犯罪行為」であるにも関わらず、国会の政治倫理審議会で平気で嘘を言い、自民党内での甘い処分でお茶を濁しているのです。明らかに国民を馬鹿にしています。国民や会社の経理担当者は、税金をごまかせば、“追徴金”を取られるのに、政治家は税金をごまかしても見逃されるのか!という国民の単純な怒りが、自民党議員には分かっていないという事を感じました。

その一つは、裏金事件に関与したある自民党議員が「派閥から収支報告書に記載しなくて良いと言われているが、政治資金だ!」と訳の分からぬ言い訳を平気で言っているのです。政治資金規制法では「すべての支出並びに支出を受けた者の氏名及び住所並びにその支出の目的、金額及び年月日を記載しなければならない」と明記されています。このような法律を知らないで、“人(派閥)から言われたので”というような言い訳をする国会議員は辞めてもらいたい

ところで、今回の補欠選挙で「自民党の“みそぎ”が済まされた」と思ってはいけません。衆・参議院選挙を始め地方の首長選挙でも、自民党のこの事件に対する考えを聞いて大切な1票を投じて欲しいと思っています。

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