昨日は、連合埼玉議員会議の県立蓮田松韻高校（早川光男校長）視察の企画と事前調整を私が担当して行いました。県立蓮田松韻高校は、災害の際に「防災拠点施設」として埼玉県が様々な施設や設備などを整備しています。県は平成7年度に発生した阪神淡路大震災で得た教訓をもとにして、県内の３８か所の県立学校を地域の皆さんの避難所として活用できるように「防災拠点施設」として位置づけ、１校当たり約８億円の予算で様々な設備を整備したのです。

その１校が、県立蓮田松韻高校です。太陽光設備、非常用発電機、耐震性貯水槽、食料品や毛布などの備蓄倉庫更には、武道場のシャワー室やトイレなどを整備され、災害時の避難場所としてお年寄りや身体に障がいを持った方々にも安全に避難生活が送れるよう配慮されています。

昨日は、参加した約３０人の地方議員の皆さんが早川校長先生や県の職員の皆さんの説明に熱心に耳を傾けていました。全員がこのような「防災拠点施設」の視察は初めてとの事で勉強になったと感想を述べていました。今後は参加者の皆さんが、地元自治体の避難所の設備などを検討する上で参考にして頂きたいと思います。有意義な視察で、早川校長先生を始め視察の準備などをして頂いた学校職員と県の担当者の皆さんに感謝いたします。

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