活動日記

2020/08/11

観光地は渋滞

8月10日(月)は“山の日”で祝日でしたが、県内の新規感染者は42名も判明しました。これまでの感染者合計は2,920名で、アッと言う間に3,000名を超えてしまいます。一方、退院・療養終了者は2,234名です。  また、現在の感染者総数は607名、その内入院者数は一昨日に比べて17名増えて 362名です。さらに、自宅療養者(入院調整者含む)は一昨日に比べ20名減少し185名となりました。しかし、まだまだ自宅療養者が多いので、保健所職員の調整などの業務は大きな負担になっていると思います。ところで、ドイツの研究グループが発表した論文が注目されています。それは、新型コロナウイルスに感染して退院した患者100名の「心臓」を検査したところ、60名の心臓に異常がある事が分かったのです。また、その中には“無症状”の人18名が含まれるという注目すべき結果で専門家も驚いています。その病名は「心筋炎」というもので、心臓細胞にダメージを与え回復は不可能とも言われています。けっして無症状だから大丈夫とは言えない怖いウイルスです!

さて、お盆の帰省時期で、例年ですと近所の東北自動車道の旧蓮田SA付近は車で大渋滞ですが、今年は打って変わって車がスムーズの流れています。むしろ、通常の日曜日よりも車の数は少ないかもしれません。一方、県内の秩父や神奈川県の箱根町では車の渋滞があり多くの人が移動しているようです。特に、熱海の海岸では他県からの海水浴客で混雑し、お酒を呑んで海に入る若者がテレビでも報道されていました。取材に応じた若者は「酒を呑んでいけない事は知らなかった。一日くらいは楽しみたい!」と堂々と言っていました。“自分さえ良ければ!”と考える若者が多いのでしょうか? ところで、青森市では東京から帰省した男性宅の玄関入り口に「この時期に東京から帰省するな、すぐに帰れ! …… 」と書かれた紙が投げ込まれてこの男性が怒っていました。この男性は、事前にPCR検査を2回受けて陰性でしたので帰省したと言っています。このような一方的な誹謗中傷は何も生まないし、地域の人間関係を分断するだけの行為ですので絶対に許せない行為です。誰が感染してもおかしくない状況ですので、お互いが温かく見守る社会が必要ですね。

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