活動日記

2025/10/15

認知症予防のための会話

理化学研究所が発表した「認知症を予防するために気を付ける日常会話」は、大変興味深いものです。

まず、認知症になりやすい人の会話スタイルには“共通点”があるとの事。

それは①武勇伝好きタイプ:何かといえば過去の手柄話や著名人との親交などを自慢する。毎度同じ話を聞かされ、周囲がうんざりしていてもおかまいなし。②話題どろぼうタイプ:相手が言いかけた話を最後まで聞かず、途中で話題をさらって自分の話を始めてしまう。③無反応タイプ:他人の話を積極的に聞いていない。「ふーん」「へー」ととりあえず相槌を打っているが、実は聞き流して別のことを考えている。知らない言葉が出てきても質問しない。④とりあえず否定タイプ:必ず相手の話を否定する。口癖は「そうじゃなくて」「っていうか」の4つのタイプで、典型的な「頭を使わない会話」で認知症が進む典型的なものだと断言しています。

それでは、「頭を使う会話」をするには、どのような事に気を付ければよいのか?

(1)「聞く:話す」の時間配分は「6:4」に心がける

年を取り認知機能が落ちてくると、人の話を聞くのが苦手になる傾向にあります。そこで、普段から「話すこと」より「聞くこと」に力を入れ、あえて脳に負荷をかけるようにする。

(2)「次に何を話そうか」ではなく「何を質問しようか」に変える

相手が話しているとき「次に何を話そうか」と考えていると、聞くことがおろそかになる傾向があります。そこで、意識を「質問したいこと」に向けると「聞くこと」に集中できます。そして、質問を重ねることで会話がさらに深まっていく。

(3)「なぜ」を禁句にする:相手に「なぜ」ではなく、「いつから」「誰と」「どこで」などを使い、具体的な質問をする。

 例えば、よく自転車を利用する人に「“なぜ”車を使わないんですか」ではなく、「“いつから”自転車をつかうようになったのですか」と聞けば、「3年前、健康診断で運動不足を指摘されて……」などと具体的な会話が出来るようになります。さらに会話の繰り返して行けば、相手の人となりや人生が見えてきて、洞察力、思考力が増して来る、と言われます。

(4)最近の話をする

 昔話ではなく、最近の出来事を語る。

(5)固有名詞+数字を駆使する記憶機能が高い人ほど、体験を具体的に語れることが証明されています。

 例えば、旅行でお城に行ったのであれば、「天守閣に登ってみたら楽しかった」で終わらせるのでなく、城の名前や築いた大名などの「固有名詞」、天守閣の高さといった「数字」を添えて話すと脳の活性化になります。

(6)笑いを仕込む:相手を笑わせる工夫をする。その際、失敗談は効果的です。

 固い話ではなく、ちょっとしたドジやミスなど、ささやかな“やらかしエピソード”を披露してみると、“笑い”が起きて話がはずみます。

 以上、6つの「頭を使う会話」です。

この発表は、大変参考になりました。認知症を予防するのは、この他適度な運動や栄養面の注意も大事ですが、日頃から人と接する中で「頭を使う会話」に心がける事が大事だと思いました。これからは是非この、「脳の活性化」に気を付けながら、楽しく健康で過ごしていこうと思います。

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