活動日記

2021/04/02

読書

久しぶりの夢中で1冊の本を二回も読みました。それは「地域包括ケア」という本です。今全国的に地域の高齢化が進み、高齢者が住み慣れた地域で安心して生活が出来るためには、”地域包括ケアシステム”が大切です。このシステムは、地域において「住まい」、「医療」、「介護」、「予防」、「生活支援」の5つのサービスを一体的に提供するものです。そして、このサービスを提供するのが「地域包括支援センター」で、一般的に老人介護施設などが市町村長から委託されてその役割を担っています。

白岡市は、全国で初めてドラッグストアの「株式会社ウエルシア」が、店舗の敷地内に地域包括支援センターの「ウエルシアハウス」を建ててサービスを提供しています。この全国初のサービス提供内容などが評価され、海外からも視察に訪れています。そして、このシステムの構築にご尽力されたのが「地域包括ケア」の著者小原道子さんです。小原さんは薬剤師で「訪問薬剤師」のシステムを立ち上げた実績があります。この本を読んでいると、小原さんの現場での試行錯誤の連続、そして諦めないで前向きに介護や医療に取り組む姿勢が勉強になります。これから、地域包括支援センターの運営が重要になってきますが、白岡市の行っている民間会社の成功例を全国に発信できれば、その地域の高齢者にも役立つと思いますので、私自身も議会などで情報の提供を行って行きます。

4月1日(水):①埼玉県の新規感染者数は、132人(31日:152人) ②重症者35人(昨日:36人)③自宅療養者数330人(昨日:331人) ④入院患者の病床使用率31.3%、入院者数471人(昨日:31.7%) ⑤重症者病床使用率22.6%(昨日:23.2%) ⑥死者0人(合計700人)です。これで10日連続100台が続いています。また、昨日政府は大阪府、兵庫県、宮城県に”まん延防止等重点措置”を発令しました。緊急事態宣言の前の措置ですが、対象府県の飲食店関係者からは、「お客にマスクをしてください、大声を出さないでください」などとは言えない、との不安の声も出ています。感染防止の効果が表れると良いのですが……!

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