活動日記

2021/09/28

議案勉強会

昨日は、9月議会に上程されている議案の勉強会を行いました。基本的に議案は、所属する常任委員会で審議する為に所属以外の議案を、執行部から説明を受けて全体を把握する為の大切な勉強会です。今回の補正予算の1,271億円の内、保健医療部の1,219億円が多くを占めています。内訳は①県民相談体制の充実 ②検査・医療提供体制の確保 ③宿泊・療養体制の整備 ④感染者のフォローアップ体制の整備 ⑤クラスター対策の実施 ⑥ワクチン接種後の副反応相談体制の充実など 今後の医療体制を整備する為の予算が主なものです。今の内の次の予想される”第六波”の医療の体制整備が大切です。

9月27日(月)の埼玉県の感染状況:新規感染者数は78人(26日:130人)と、7月5日以来約3ヶ月ぶりに100人を下回りました。一方、重症者は1人減少して65人、自宅療養者は101人減少しましたが、未だ1,171人もいます。また、死亡された方の中には50歳代の働き盛りの方がいます。死亡者を無くすためには、自宅療養者の数を減らす事や、中等症の患者が重症化しないよう「抗体カクテル療法」を増やす事も必要です。

今、政府は今月末で「緊急事態宣言などの全面解除」を決めたとの報道ですが、地方の医療体制の整備などの予算措置は政府が責任を持ってすべきです。政府が地方の財源措置をどの様にするかが今の都道府県の重大関心事です。

地元白岡市の昨日時点での総感染者数は713人(27日:+4人)、宮代町は365人(+2人)でした。また、隣の蓮田市が717人(+1人)、久喜市が1,685人(+1人)、伊奈町486人(0人)でした。引き続き、手洗い、消毒、マスクなど基本的な感染防止対策を行って欲しいと思います。

*埼玉県議会:9月24日(金)から10月14日(木)まで開会され、今後の感染状況の変化を踏まえた医療体制の整備などの補正予算、約1,271億円の審議などが行われます。この予算が承認されると、埼玉県の令和3年度予算の総計は、2兆5,711億5,964万3千円となります。

*抗体カクテル療法:人工的に作った2種類の抗体を点滴で投与する治療薬です。発病後7日以内に投与する必要があります。治療を行い重症・死亡リスクが大幅に減少し、その効果が認められています。

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