台風2号や梅雨前線の影響で、各地で大雨による河川の氾濫や土砂崩れなどの大きな被害が出てます。昨日は、午後から白岡市内の河川の状況を見て回りました。特に、元荒川が流れる西地区の状況が心配でしたので現場を確認すると、確かに水かさは増加していますが越水する状況にはなく、水がスムーズに流れていました。

この元荒川が流れる西地区は、豪雨の度に堤防の上まで水位が上がり地元の皆さんが不安な生活を送っていました。そこで、５年前に西地区在住の石原富子前市議会議員が地元の要望を受けて、私と一緒に河川を管理する県の「総合治水事務所」に浚渫工事（しゅんせつこうじ）などの河川改修の要望書を提出しました。その後、約３億円の予算で３年間をかけて元荒川（西地区）の浚渫工事が行われました。その結果、豪雨でも写真のような状況が続き、堤防までの水位が上がる事がなくなり地元の皆さんが安心して生活できるようになりました。

しかし、今回の豪雨はこれまでにない雨量のようですので油断は出来ません。この他、市内には県が管理する河川は隼人堀川、姫宮落川そして備前堀川がありますので、こちらの河川の状況も監視する必要があります。しかし、それらの河川もこれまで計画的に豪雨に対する整備を行ってきましたので、現在はその成果が出ていると思っています。

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