活動日記

2024/07/02

都のプロジェクトマッピング

東京都の“夜間の観光振興の活性化”という触れ込みの「プロジェクトマッピング」は実に48億円もの予算をつぎ込んだ小池知事の目玉の大事業ですが、不透明感・疑惑が出ています。

この事業は、代表的なランドマークである都庁第一本庁舎をキャンバスに光と音で多彩なアートを表現するプロジェクションマッピングを一年を通して上映し、東京の夜を彩る新たな観光資源を作るというのが目的です。しかし、この入札で、申請した人も認可した人も、入札の責任者も全部同一人物という事がわかり入札自体の公正さに疑問が出ています。更に、48億円もの事業の入札関係資料が“非開示”という不透明なものです。

また、この事業を検討する段階からの“議事録”がない、という他では考えられない事があります。どのような事業の検討委員会でも議事録はあります。ところが、この事業に限って議事録がないという事は、都民に知られたくない不正があったと疑われても仕方ありません。そして、都議会は、この点を明らかにする責任を放棄しています。

今回の都知事選挙では、小池知事の学歴詐称疑惑や都政の公約の未実施などが論点の一つとなっています。しかし、小池知事が再選されれば、これらの事はまた闇に葬られます。有権者の皆さんはこの選挙で都知事を変えて、このような大きな事業での不透明な税金の使い方を明らかにして欲しいものです。

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