活動日記

2022/06/22

閉鎖的な教育委員会

いじめ問題に取り組む「プロテクトチルドレン(川口市)」が、小中高生にいじめへの意識を尋ねるアンケート調査を行いました。加害者に何を望むか?の質問に対し「反省して謝って欲しい」と答えた児童生徒が68%と一番多く、次いで「先生や親が注意して欲しい」という回答でした。安心して学校に通いたいという気持ちが一番感じられます。

一方で、学校(校長)や教育委員会(教育長)が“いじめを隠ぺいする例”が多いことを憂慮しています。これまで、その原因は一体何だろう?、どうして隠ぺいして学校側(教師)を守ろうとするのか?と疑問に思っており、県教育局の担当課長と意見交換をしました。その結果、県内全てではありませんが、教育委員会の教育長に校長経験者が多いことがわかりました。これが“隠ぺい体質”を生む要因の一つではないかと思っています。

そこで、「埼玉県退職校長会」が市町村の教育委員会の教育長人事に影響を与えていないか?と何人かの関係者に聞いてみたところ、「市長や町長に後輩の校長経験者を推薦した」、「退職校長会は教育長人事に影響力を持っている」などの答えが返ってきました。県の教育局は案の定、退職校長会の影響を全面否定をしました。しかし人間の心理として校長経験者の教育長が、仲間や後輩の校長を守るために隠ぺいする気持ちになる事は十分予想されます。

私は、学校でいじめなどの問題が発生した際は、まずは“こどもを守る”事を最優先して実態を明らかにすることが、問題を早期に解決する事だと思っています。教師や学校を守ることを優先する事は本末転倒です。引き続き、教育現場の課題などを調査し解決していきます。

6月21日(火)の埼玉県の感染状況ですが、新規感染者数は479人(20日:635人)と再び500人を下回りました。更に減少して欲しいものです。

*6月22日(水)発表の新規感染者:白岡市6人、宮代町3人、蓮田市1人、久喜市13人

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