活動日記

2020/11/02

防災訓練

昨日は、川口市内のSKIPシティで行われた「九都県市合同防災訓練」を視察しました。この訓練は首都直下型地震等の被害を最小限に食い止める為に、九都県市(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市)が相互に連携協力体制を強化する事を目的に毎年行われています。毎年県内の指定された市が担当し、状況設定も少しずつ変えて訓練が行われています。今年は、コロナ禍の避難所の運営が重点訓練の一つになりました。先ずは、上空からの情報収集、そして多数の車両が放置さる事が予想されますので、緊急車両の通行が出来るように”道路啓開”作業の実施、更には脱線した列車車両からの人命救助等など多くの救助作業が同時に行われていました。また、避難所では受付時に検温や体調確認を行い一般避難者と体調不良避難者の使用エリアを分けてきめ細かな運営が行われていました。今回の訓練では参考になる事が多く、内容が充実した良い訓練でした。

ところで、大阪都構想の住民投票は僅差で「反対」が多く否決されました。2015年にも否決され2回目の否決に、強力に進めていた松井大阪市長や維新の会には大きな痛手だと思います。この大阪都構想は、人口約270万人の大阪市を約60万~75万人の4つの特別区に再編する制度に関する賛否を住民に問うものです。そして、大阪市が持つ都市開発やインフラ整備などの権限を大阪府に一元化し、特別区は教育や子育て支援など身近な住民サービスに当たると言う構想です。今回の結果で、大阪市は存続する事になりました。前回は、約1万票の差で否決され、推進していた橋下徹大阪市長が引退しましたが、今回は公明党(創価学会)が強力にテコ入れをした為に”賛成”が多いのではと思われましたが、結果は”反対”多数でした。この結果は国にも影響を及ぼすと思います。それは、橋下氏に近い菅首相が大阪都構想に賛成の立場でしたが、反対の意思表示をしていた二階幹事長との関係が危惧されます。国会でも「維新の会」の勢いが弱まると予想され、菅首相の国会運営に影響が出るのでは!

さて、11月1日(日)の県内の新規感染者数は33人で、感染者合計は6人増えて396人になっています。また、朝霞市内の老人施設では感染者数が61人に、戸田市内の老人施設では13人の感染者が出て、高齢者の患者の容態が心配されます。更に、地元白岡市内の保育所では児童の感染は確認されませんでしたが、新たに職員2人の感染が確認され合計3人が確認されています。その他の職員は陰性だったようです。これから、気温・湿度が低下しコロナウイルスが感染力を強める事が予想されますので、室内の換気と加湿に心掛ける必要があります。

  • Facebookページへ
  • Twitterへ