活動日記

2021/08/24

駅での訴え

地元白岡市・宮代町では連日新規感染者が判明し、感染者が急増しています。先日は宮代町新井町長と東武動物公園駅で感染防止対策をを訴えましたが、昨日は、8月6日に続いてJR白岡駅で藤井栄一郎市長や職員と一緒にマスクを配りながら”緊急事態宣言“が発令されている事、不要不急の外出自粛を訴えました。感染の主流を占める”デルタ株“は感染力が強く、子どもや若者に感染が広がっています。既に感染から自身を守ることが重要な段階に来ています。私たちは市民・町民に地道に訴える事も大事だと考えています。

さて、今日からパラリンピックが開催されます。アスリートには頑張ってほしいのですが、東京都では小中学校の児童生徒の観戦を予定通り行うそうです。小池知事は、デルタ株の感染力が強く旅行などを控え、パラリンピックをテレビでの観戦を呼びかけ、一方では子ども達を試合場に集めるのか理解できません。父兄の大きな反対はないのでしょうか?理解に苦しみます。

8月23日(月)の埼玉県の感染状況:新規感染者数は1,332人(22日:1,696人)と相変わらず1,000人台から減少していません。しかし、昨日の自宅療養者は、一昨日比-2,084人の18,674人(22日:20,758人)と大幅に減少しています。一方、入院できたのが7人でと相変わらず少なく、入院予定・宿泊療養調整中の人が3,692人もいる事は問題で、この人たちへの医療ケアや食糧支援などの体制をしっかりとしなければなりません。現在埼玉県では、宿泊療養施設の確保を行っています。地元白岡市内のビジネスホテルが患者収容の協力をしてくれることになりました。少しでも家庭内感染を防ぐためにも自宅療養者を減らす事が大切です。尚、入院患者の病床使用率が72.2%(22日:72.1%)、そして重症者用病床使用率が74.6%(22日:75.2%)と病院は他の患者さんもいますので、病床は一杯の状況だと思います。一方、地元白岡市は509人(23日:+3人)、宮代町は279人(23日:+3人)と増えています。また、隣の蓮田市が528人(+14人)、久喜市が1,317人(+16人)と同じく増え続けている状況です。

今大事な事は、新規感染者数を減らす事でお互いが緊張感をもって①不要不急の外出自粛②マスク着用③手の消毒④密を避ける事⑤こまめに換気を行う、という基本事項を徹底して生活しましょう!

*緊急事態宣言:政府は、埼玉県を始め東京、千葉、神奈川、大坂、沖縄に出されていた緊急事態宣言を9月12日まで延長しました。更に、茨城、栃木、群馬、静岡、京都、兵庫、福岡に8月20日~9月12日まで緊急事態宣言を発出しました。

*抗体カクテル療法:人工的に作った2種類の抗体を点滴で投与する治療薬です。発病後7日以内に投与する必要があります。治験で入院・死亡リスクが70%減少したとの報告があります。

*デルタ株:インドを中心に感染拡大し、アルファ型(英国型)の約1.5倍の感染力があります。日本でもデルタ型の感染が若者に広がっています。ワクチンの効果も弱まる可能性も指摘されています。

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