活動日記

2023/05/12

ストリートピアノ

西武線の所沢駅の駅のピアノを女子高校生が奏でる姿を見て、その堂々とした姿に感動して聞き入ってしまいました。そして、女子高校生にはこれからも頑張って欲しいという気持ちで一杯でした。しかし、足を止めて聞いている人はまばらで一方で寂しい思いもしました。そういえば、以前神戸市の加古川駅では、ルールを守らない人が多く市民からの苦情が多い為にピアノを撤去したとの報道に驚いたことを思い出しました。

ストリートピアノは2008年にイギリスの“Play me, I’m Yours”という活動から始まったと聞いています。音楽とピアノを活用し見知らぬ人同士が知り合うきっかけにしていたのです。こうした効果を期待した日本でも街中にピアノを設置する動きが見られるようになりました。  しかし、ユーチューブなどの動画でピアノの腕自慢が一人でピアノを独占し続ける状況なども各地で問題になっていました。

このような状況を見て、ある識者は「日本でストリートピアノがなかなか根付かないのは、演奏者と見物人との間に何らかのコミュニケーションが発生しない為。演奏が終わってもまばらな拍手があればいい方でそこには印象や余韻がないケースが多い。一方、海外のストリートピアノには意外性があります。ロンドンのパンクラス駅では、ベートーヴェンの「歓喜の歌」をダウン症の女の子と連弾する男性がいて見物人に感動を与えています」と述べています。

加古川のピアノの撤去は明らかに一部の人の規範意識の欠如が問題でしたが、日本のストリートピアノも少しずつ広がって来ているのを感じます。道の駅やショッピングモールにも置いてあり、見事に演奏している方を見かけますので、みんながルールを守り、演奏する人も聴衆も楽しく音楽に親しむ文化が全国に根付く事を期待してます。

*フェイスブックやツイッターにも日々の活動を毎日アップしています。ぜひご覧下さい。(Yahoo:岡しげおチャンネル)(FB、Twitter)

  • Facebookページへ
  • Twitterへ