活動日記
2024/08/30
日中友好議員連盟とは?
与野党国会議員で構成する自民党二階俊博氏を団長とする“日中友好議員連盟”が訪中しました。しかし、習近平のと会談も実現できず、中国共産党の対外交流部門の“中央対外連絡部の劉建超部長”と会談しただけです。訪中の目的は何だったのでしょうか?現在中国は、日本人商社員の身柄拘束、尖閣諸島での中国調査船の活動、中国軍機による初の日本領空侵犯や、原発処理水放出を受けた日本産水産物の輸入停止等など中国の数多くの“暴挙”が問題になっています。これらの中国の暴挙に対しどこまで迫れるのか注目していましたが、予想通り期待外れでした。
自民党の二階俊博氏といえば、親中派国会議員を代表する人物で、中国ではいつも破格の歓迎を受けている人物です。即ち中国の“国益”の為に行動する日本の重要な国会議員なのです。今回は、二階氏から劉部長にはそれぞれに問題に関する日本の立場を伝えたそうですが、劉氏は“対話が重要だ”との認識を示しただけで、謝罪や今後の対応などの回答はなかったようです。中国側から軽くいなされたという感じで、訪中の効果もなかったし、むしろ無意味と言われても仕方のない訪中でした。中国も「二階氏を完全にコントロール出来た」と言っている様です。多額の税金を使ったにも関わらず、です。
今回の訪中は、与野党の超党派国会議員の人達でしたが、誰一人中国の“暴挙”に怒りを示して中国に抗議をする国会議員が居なかったことも問題です。今回の訪中の成果をみれば、“日中友好議員連盟は明らかに日本の国益に反する団体”です。
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