活動日記

2025/12/26

図上訓練

埼玉県が主催する令和7年度第4回「埼玉版FEMA図上訓練」が、県の危機管理防災センターで開催されました。テーマは、「大規模地震発生時における孤立集落への対応」で、県の関係部署や秩父市や横瀬町の危機管理課や消防署、そしてNTTやドコモなどの会社なども参加。私は、危機、防災専門家委員としてこれまで2年間、毎回欠かさずこの訓練に参加しています。

今回の訓練では、固定・携帯電話もメールの通じない中で、“孤立した集落”とどのようにして連絡を取るのか?。NTTやドコモなどが破壊された通信施設の復旧手順や所要時間の検証、また移動通信局をどのように運用するのか等々、自治体と民間会社との訓練が行われ、自治体の防災計画に即盛り込める内容でした。

特に、孤立した集落への道路の被害状況をドローンを使って確認したり、ヘリを使って支援物資を輸送するまでの手順の訓練も行いました。

ところで、首都直下地震などの大きな地震では、埼玉県内、特に秩父市などの北部地域では孤立する集落が出る事は間違いありません。災害当初の停電や通信手段が使えない状況では「衛星電話」が有効な通信手段であるという事も確認しました。

更に、停電の復旧までに約1週間の期間が必要な場合の非常用電源装置の燃料の補給手段や、スマホやタブレットの電源確保については、普段からの対策が必要だという事も改めて確認できました。

今回も、国・県・市の連携、更には民間団体との連携が重要であることが確認でき、大変有意義な訓練でした。

私は、これからも自衛隊で培った経験や防災士としての知識を活かし、大災害時にも慌てず迅速に必要な機関が連携できるるよう、アドバイザーとして大野知事をしっかりと支えていきます。

*埼玉版FEMA:消防、警察、自衛隊といった実動部隊を持たない県において、発生が想定される危機や災害ごとに対処すべき事項や役割分担を定めて、平時から訓練を繰り返すことによって、関係機関同士の強固な連結を推進し、県全体の危機・災害対応力を強化しようとする取組です。

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