活動日記

2025/03/12

エンゲル係数

最近のコメや食品の値上げラッシュで、日本人の家計が危機的状況になっているとの報道はその通りです。そこで、日本の“エンゲル係数”を調べてみると、5年前の2019年には23.9%でしたが、昨年は28.3%まで上昇しています。この係数が高いという事は国民の家計のゆとりが減って生活が苦しくなっている事を意味します。

因みに、世界のエンゲル係数に目を向けるとアメリカは16%台、ドイツは19%台、英国は22%台、フランスは24%で、韓国では12%台と、日本が飛びぬけて高いのが現状です。

確かに、食糧自給率(米国:132%、日本:38%)による食料品価格の違いや、食文化の違いによる事もありますが、それにしても日本のエンゲル係数は高すぎます。

最近の食料品の高さについては、テレビ取材で主婦が「スーパーマーケットのレジに立つのが怖い」、「同じ品物を買っても、数年前の2倍を支払う感じです」などと答えるのを聞くとその通りだともいます。そこで、消費者物価指数を見ると、この5年間でトマトは12.2%、鶏肉は12%、イワシは20%、サンマにいたっては2倍近くも上がっています。コメも昨年に比べて2倍以上高くなっています。

働く世代の給与が上がっていませんし、高齢世代の年金は減らされていますので、エンゲル係数が高くなるのは当然です。また、今年は3933品目の飲食料品の価格が平均17%値上がりすると言われています。コメの価格も下がらない状況が続けばエンゲル係数は更に上がります。また、4月からはビールの値上げも予定されています。

このような国民生活の窮状を、国会議員はどのように考えているのでしょうか?国民は飢え、国会議員は数千万円の裏金で私腹を肥やすという政治が続いても良いのか?今、国民は問われていると思います。昔から日本人は、苦しくとも耐え忍ぶ事が“美徳”と言われてきましたが、この夏の参議院選挙では、怒りの1票を投じる事が大事ですね。

*エンゲル係数: 生活費(消費支出)に占める食糧費の割合(食料費 ÷ 消費支出 × 100)です。所得が上がると食料費の割合が低下するため、エンゲル係数は低くなります。反対に、エンゲル係数が高くなっているときには、所得に占める食料費の割合が高くなっていることを示します。一般的に、生活に欠かせない食料費の割合が高い事は家計にゆとりがない、生活水準が低い状況と言われます。

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