活動日記

2026/01/25

不可解

高市首相は、解散の理由を「私が首相でいいかどうかを判断していただく」と述べました。しかし、大事な来年度予算審議の前に、約600億円もの税金を使って衆議院選挙を行うに値する“解散・総選挙”なのかどうか?不可解で、いくら考えても納得がいきません。

衆議院議員選挙は、あくまでも民意を国権の最高機関である国会に反映させるためのものであって、“首相”を決めるものではありません。首相は、自民党の議員や党員によって決められますので、総選挙で民意を問うものではない事は明らかです。

また、高市首相は選挙の勝敗ラインを『与党(自民党と日本維新の会)で過半数』と言っていますが、現状は衆議院は与党で過半数を握っていますので、解散・総選挙をする必要はありません。

今、高市内閣にとっての最優先の課題は“予算を通すこと”です。現状では衆議院で与党が過半数を握っています。また、国民民主党が予算成立に協力するとの約束をしていますので、与党過半数割れの参議院でも予算の可決が可能です。したがって、予算を成立させることに全く支障はありません。それにもかかわらず、解散総選挙を急ぐ理由が全く理解できません。

今は物価高で国民の生活が厳しさを増しており、誰が考えても来年度予算案の国会審議を一日も早く行う必要があるはずです。高市首相も最近まで『衆院解散を考えている場合ではない』と述べていたのに、急に衆議院を解散した理由が全く不可解です。

加えて、雪国の有権者や大学受験生にとっては最悪のタイミングであり、年度末を控えている地方自治体等にとっても業務の妨げになります。国民が納めた貴重な税金から莫大な国費をかけて選挙を行う合理性が不明である上に、「有権者のための解散ではない」ことは明らかです。

今回の高市内閣による衆院解散には、それほどの莫大なコストを払うに値する「大義とメリット」があるのか?この点は、私達有権者が投票先を決める上で重要な考慮要件だと考えます。

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