活動日記
備蓄米の放出
江藤農水大臣が、備蓄米の放出について14日に放出対象者・数量・方法を発表すると明言しましたが、果たして米の価格が下がるか疑問です。
昨年の夏ごろに「米不足」が叫ばれ、その際農水大臣は「新米が出れば価格は落ち着く」と国会答弁そしていましたが、実際は、価格が高騰して続けています。やっと備蓄米の放出をきめましたが、遅いくらいです。
確かに、政府の備蓄米の放出については、法律で深刻な米不足や災害時に限って放出するとなっています。そこで、今回の放出については「1年以内に放出した備蓄米を買い戻す」という条件です。しかし、買い戻すのであれば、米の需給緩和は一時的なものにとどまり、再度、米の価格が上がる恐れがあります。
今回の米価格高騰の原因は、農林水産省も認めているとおり、投機的な業者による米の買い占め・売り渋りです。そこで、米の価格を安定させるのは「備蓄米の放出」と同時に 、投機筋による買い占めの実態を把握して、過度な買い占め・売り渋り行為を是正していく事も必要です。
先日のブログでも書きましたが、最近の“米”の値段は5㎏4300円~5000円と異常なほどに高騰しています。野菜や調味料なども高騰し国民の生活を強烈に圧迫しています。特に、子育て世代の家計に大きな打撃を与えている事は間違いありません。国民に安定的な食糧を提供する責任は政府にあり、国会議員の責任でもあります。
同時に、島国で輸入に頼る日本の食料安全保障についても、中長期的な農業政策の議論を深めて欲しいと思います。世界的な異常気象などを考えると、補助金を出して“減反”を進めるのではなく、補助金を出して国内での生産量を増やす政策に転換すべきです。そして、大きな災害や米の不作に備えて、日本産の米の備蓄をする事を早急に検討する必要があります。それでないと、また同じことが繰り返されます。国会での「農業政策の見直し」を実行することに期待します。

