活動日記
年収の壁
自民党総裁選挙の五人が出馬し、論戦が報道されていますが“心に刺さる”政策が聞こえてきません。自民党は長らく政権を握っていたことで胡座をかいてしまい、国民目線の政治からはかけ離れてしまったと改めて感じました。
そのような中、国民民主党が主張していた「年収の壁」の問題は、自民党が非課税枠を178万円に引き上げる事に議論も拒否をしている為に中途半端なままですが、茂木氏、高市氏と小泉氏が“条件付きで賛成”と主張しました。
しかし、茂木氏は恩恵を受ける対象を巡り「高所得者をどうするかは考えなければいけない」と主張。高市氏は、「引き上げ幅の議論が必要だ」と語り、小泉氏は「物価と賃金の上昇に合わせて基礎控除を見直す仕組みの導入を目指す。どこで一致できるのかが大事だ」と主張し、三人とも曖昧な主張で期待薄です。
特に、茂木氏の主張は、自民党がこれまで議論を前に進めなかった言い訳の繰り返しです。
高所得者は多額の納税をしており、減税時の減税額が大きくなるのは仕組み上当然なことです。それなのに「高所得者への恩恵」を問題視するのは、選挙で「大衆ウケ」を狙っているの過ぎません。日本の税制議論は、格差が広がっている事もあり「金持ちを叩く」、「高所得者が得するからダメ!」と言った主張が国民受けしていますが、これは本末転倒です。
103万円の壁の178万円までの引き上げは、パート層の手取りを増やし、労働力不足の解消にもなります。それなのに議論が「高所得者が恩恵を受けるとダメ」というような論点をずらす主張をしていては議論が前に進みません。
これまで、五人の中で茂木氏が一番期待できるのでは?と思っていましたが、この103万円の壁の撤廃の主張を聞いて、茂木氏には国民目線での改革は出来ないと感じました。私には選挙権はありませんが、日本のリーダーにふさわしいのは誰なのか!という事を引き続き注目していきます。

