活動日記

2024/07/27

慶応大医学部で「栃木県枠」

 慶応大学医学部は医学部定員(1学年110人)が、「栃木県枠(1人)を設けることを決めた」との嬉しいニュースが入ってきました。同大医学部が地域枠を設けるのは初めての事で、故郷栃木県の皆さんにとっても嬉しい事です。

栃木県には、獨協医科大学と自治医科大学があり両大学では、既に16人の地域枠がありますが、これに1人の枠が増える事になります。地域枠は県が入学金と授業料を修学資金として貸与する制度で、卒業後9年程度、地域医療に従事すると返還が免除されます。地方は医師不足が悩みの種です。このような制度が増えれば、多様な優秀な人材が医師を目指し地域の医療体制の充実に貢献する事になります。

同大医学部の学生は内部進学が4割で6割が一般入試で入学し、出身者の7割が首都圏(1都3県)に集中していると言われています。高校生にとって医学部進学は、学力の他に経済的な事情から、私学の医学部への進学をあきらめる生徒がいます。しかし、このような制度があれば高校生にとっても医学部を目指す生徒も増えてきます。

埼玉県でも医師不足は深刻で、県出身の医学部学生に1ヶ月20万円の奨学金を貸与して、卒業後は9年間埼玉県の病院で働いてもらえば返済を免除する制度を上田清司元知事の時から制度化して医師を目指す学生から喜ばれています。しかし、なかなか医師不足が解消しないのが現実です。現に、さいたま市美園に新設予定の「順天堂大学病院」も医師の確保ができない事が原因で開院が遅れています。医師不足の解消、地域格差の解消は、政府が国全体をみて地方の医師の確保を行うべきです。

これまで県議会でも、この問題を取り上げてきましたが、引き続き関心を持って情報を発信していきます。

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