活動日記

2025/10/25

子どもの自殺者数最多

厚生労働省が2024年度の自殺者数を発表しました。それによると、国内での自殺者数は2万320人で、前年に比べて1517人減っていますが、15歳から29歳までの若者の自殺者数は3000人と多い状態が続いていて、更に小学生から高校の自殺者数に至っては529人と過去最多という深刻な状況です。

若者の自殺の原因は、「進路に関する悩み」、「病気の悩み」や「人間関係の悩み」が上位を占めています。しかし、気になるのは厚労省の発表に「SNSの影響については、詳しく分析できていない」という事です。

SNSは、友人に悩みを打ち明けたり相談したりと活用できる利点があります。しかし、一方でいじめやトラブルが見えにくくなっている事で、自殺の原因になっている事が相当多いと思われます。

私は、埼玉県議会議員時代に、ネット上に「白岡市内の小学生を殺す」と掲載されたことが大問題になり、警察が捜査したところ犯人は遊び半分で書いた“大学生”でした。その大学生は、退学処分でした。それを契機に、県議会で「ネットアドバイザー制度の創設」を提言して、当時の上田清司知事が先頭に立って制度を作り、県内の学校で保護者や生徒たちに携帯電話の正しい活用の仕方などルール作りについて講座をしています。私も、初代のネットアドバイザーとして、県内の小学校で講座をしていました。

しかし、最近はスマホの普及や、AIの普及などで、より複雑に網の目が絡み合い、人間関係の溝だけがどんどん深まっていく社会になってしまっている為に、悩みを抱えた子どもや若者にとっては、行き場を失ってしまうのだと思います。

それを救うのはネットではありません。

人と人との温かい思いやりや心の触れ合いです。家庭や友達に思い切ってSOSを発信するか、全く知らない人に相談することもお勧めです。命の電話もしっかり悩みを聞いてくれます。また、周囲から自殺を防ぐために、ゲートキーパーもいます。

ゲートキーパーとは、悩みに気づいてくれる人のことです。無機質になりがちな現代社会ですが、我々大人は自信を持って子どもや若者におせっかいをする、ゲートキーパーに必要があるのだと改めて思います。

これからも、若者の自殺者が一人でも減るよう若者の悩みの相談を受けられるような活動していきたいと思います。

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